友人の家はお寺で、毎年夏になると子どもたちを呼んでいろいろな催しを行なっています。
最近では共働きの家庭が多く、夏休みなどの長期休暇の時期は家に子どもがいることで母親は特にたいへんになります。
また親たちは長く休みも取れないので旅行にも出かけにくいです。
そこで地域のイベントをして親たちの負担を減らし、さらに思い出づくりをしようという趣旨だそうです。
たとえばスイカ割りです。
友人は海のない県に住んでいるので、子どもたちは海辺でスイカ割りをしたことがありません。
そこで気分だけでもと行なっているそうです。
メインイベントは肝試しで、お寺を使って行います。
夜のお寺はそれだけで雰囲気がありますし、墓地の敷地なども肝試しコースとして使うのだそうです。
なかなか出かけられない子どもたちにとってはいいガス抜きにもなり、思い出もたくさん作れます。
お寺が率先して、地域で子どもを育てていく見本のようなケースではないでしょうか。